ケイト・ブランシェットは「ブルー・ジャスミン」という映画の中で脇汗を大量にかくという演出を演じ、その地味な惨め感が物語をよりリアルにしたと大好評なのです。
ケイト・ブランシェットといういえば映画の中で上品で高貴な女性を演じることが多く、
その映画の中での彼女は女性も男性も憧れる高嶺の花であることが多かった。
しかし、この「ブルー・ジャスミン」という映画での演技をきっかけに、
今までケイト・ブランシェットが積み上げてきたキレイなキャリアに、
ストーンと落ちる変化球でファンの心の油断を鋭く突いた。
ケイト・ブランシェットの脇汗
「ブルー・ジャスミン」という映画は優雅なセレブが労働階級にまで落ちぶれるストーリーで、
スッピンから脇汗から下着が透ける姿など、今までのハリウッドでもなかなか見れない悲しい演出が多く、
その主人公の惨め感は類似のストーリーの映画の中でも際立ってリアルで、
多くの映画ファンや評論家から絶賛を受けた。
結果、この映画でケイト・ブランシェットはアカデミー賞を受賞し、キャリアハイな作品となった。
特に「ケイト・ブランシェットが演じた」という部分が深く、なかなか見る事のできない光景を目の当たりにできる映画である。
個人的にはベンチャミン・バトンで庶民的な女性を演じただけでも好感度が高かったケイト・ブランシェットだけに、この映画の衝撃に凄かった。