ケイト・モスといえば、あの抜群の細身の体で、世の女性の憧れのアイコンとして長年ファッションモデルのトップに君臨してきました。ほとんど食事をしない彼女の生活に批判はありましたが、多くの女性がケイト・モスの「細可愛い」という代名詞に憧れを抱いていました。
めげずに自分のダイエットを実施、批判を跳ね返していたケイト・モス。
そんなケイトはインタビュー中の受け答えでも、
不健康ながらも独自の美意識を主張し、カリスマを秘めた存在として認知されました。
どの言葉に、多くの女性がダイエット意識を高めたに違いありません。
その代表的なケイト・モスさんのダイエット名言と、その言葉に隠れた意味を検証してみたいと思います。
”nothing tastes as good as skinny feels.” (訳:どんなに美味しい食べものでも痩せているという快感にはかなわない。)
ケイトさんがこの言葉通り自分のスリムな身体に満足し 優越感や快感を感じているとき彼女の脳内では、本当に快感物質が分泌されているのです。
*脳が快感や嬉しい感情を感知すると神経伝達物質である β‐エンドルフィンやドーパミン、通称”快感物質”あるいは やる気もでるので”やる気ホルモン”が分泌されます。そして快感物質は食欲を抑制するセロトニンの消費を抑えてくれます。 快感物質は食べることでも分泌させられるのですが、 ダイエットを成功させるには、当然他の分泌方法が良いわけです。そして中でも最も快感物質の分泌が多くダイエットを意識せずとも、 自然に食欲などの生理的欲求が抑えられる 究極のダイエット方法があるのです。
それは高い次元での自己実現欲求に目覚める事です!
たとえばマザーテレサのように「貧しい人のなかでもいちばん貧しい 人たちのために一生を捧げる」という誓いをたてて、 ボランティア精神に目覚め、高いレベルの欲を追求した人は、 生理的欲求である食欲や性欲、物欲にはこだわらなくなるそうです。
世俗の欲を放棄してひたすら高次の欲(自己実現欲求も欲の一つ) を追求しだすと、「意識的に食欲を抑えたり、 我慢するまでもなく痩せていくそうです。なぜなら、高次元の欲望を追求するほど、快感物質が 大量に分泌され、セロトニンの 消費を抑えて食欲をコントロールするからです。
つまりこのレベルに到達できさえすれば、 「一生リバウンド知らずのダイエット」が 無意識下で実現可能であるということですが、高尚な自己実現欲求や人生の大きな目標がある場合、 それに向かって精一杯努力する過程の中でも 快感ホルモンが食事のとき以上に分泌されるのではないでしょうか。まずは、ダイエット以外の事で小さくてもいいから 将来やりたいことを見つけて頑張ってみる。
そして達成できたら次は少しづつ大きな目標をたて努力していけば、 そのうち高次の自己実現欲求に目覚めているかもしれません。あるいはそこまで行けなかったとしても、大きな人生目標や夢を実現するため 没頭、専心しているあいだは、 ダイエットを意識せずとも自然に ”食”を忘れられているはずです。