ポーカーの歴史と日本のポーカー事情

2022年8月11日、チャンネル登録者数 72.6万人のYouTubeチャンネル「世界のヨコサワ」が視聴者1000人参加型企画として『世界のヨコサワに勝ったら1000万円』という企画を開催しました。参加者1000人の中から頂点に立った挑戦者と1対1の熱いバトルを繰り広げるというイベントです。そこで繰り広げられたバトルというのは「ヘッドアップポーカー」。ヨコサワさんは現役のプロポーカープレイヤーなんです。しかも今年2月、世界でも権威のある『GLOBAL POKER AWARDS』において日本人初の『POKER PERSONALITY部門』を受賞しました。これはポーカー文化の発展に貢献した人物に贈られる世界的な賞であり、本当に日本人で初めてのノミネート・受賞だったんです。

そんな世界のヨコサワさんに挑戦できる上に賞金が1000万円とあって、会場の品川プリンスは熱気に包まれていたようです。中にはこの企画に当選してポーカーを始めたという方もいらっしゃったそうで、ここでも日本でのポーカー文化の発展に貢献しているのが垣間見えますね。

ポーカーの歴史

最近ではポーカーの世界大会に出場する日本人プレイヤーも増えており、若い世代の人たちがポーカーに興味を持っているように感じます。ポーカーの発祥は諸説あり今も議論が行われるのでここでは触れませんが、1829年イギリス人俳優がニューオリンズで行われたポーカーゲームのことを記していたそうです。ただしここでは20枚のカードでのゲームということで、今のルールとは違っているようです。その後瞬く間にアメリカ全土に広がり、ドロー・ポーカー、スタッド・ポーカー、ストレート・ポーカー。更にはワイルド・ポーカーやロー・ボールとスプリット・ポット・ポーカーなど150年程の間に発展を遂げ続け色々なルールのポーカーが生まれていきました。

日本でのポーカーの発展

日本においては現在までカジノそのものが存在しておらず、ポーカー自体はトランプゲームとして遊ばれることが多く、これが理由で日本でのポーカーがなかなか発展しなかったのではないかとも言われています。世界的に人気にあるテキサスホールデムは普及しておらず、日本国内ではドローポーカーの方がトランプゲームの影響から認知されていました。その後、世界的ポーカーブームの波は日本にもたどり着き、徐々にテキサスホールデムのゲーム性の面白さから日本でも広がっていきました。都市部のカジノバーではバカラやルーレット、ブラックジャックなどのテーブルゲームにテキサスホールデムポーカーが含まれるようになりました。最近ではオンラインカジノが注目を集め、ここでもポーカーが人気を集めていきます。さらにオンラインカジノでは日本に焦点をしぼった、カジノディーラーが日本語を話し、日本語でプレイできる、ジャパニーズテーブルも徐々に増加しています。また、2016年に「統合型リゾート(IR)整備推進法案」、通称「カジノ法案」が成立したことで動向が注目されており、現在大阪と長崎が候補地として名乗りを上げています。これが本格的に動き出せば、数年後には日本のカジノでポーカーをプレイできる日が来るのも夢ではなくなりますね。

最後に

もしこの記事に興味を持った方は、ポーカーを始めてみてはいかがでしょうか。仲間がいれば歳をとってもカードゲームとしても楽しめますし、日本にカジノができた際や、海外のカジノに行く機会ができた時、またオンラインカジノでも楽しめるようになります。ただし、熱くなりすぎないことも大切ですけどね。

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