多くのお洒落映画がある中で、アン・ハサウェイが主演を務めた「プラダを着た悪魔」ほど女性に愛された映画はない。
この「プラダを着た悪魔」の中でのアン・ハサウェイのメイクとファッションは、
多くの女性が憧れを持ち、そのお洒落な生活感は現代の女性に多くの刺激を与えた。
その影響は公開から何年も経った今でも残っており、女性が選ぶベスト映画には必ずこの作品が入る。
映画のタイトルにブランド「プラダ」の名前が入ってる通り、実際の衣装にもプラダが多く採用された。
アン・ハサウェイが施したメイクと着飾ったファッション
映画の中でのアン・ハサウェイは特別スタイルが良いわけではなく、髪型も至って普通。そんな彼女が少しずつキレイになっていく様に親近感を覚えた女性は多いだろう。
劇中のメイクとファッションも、実際の業界でトップクラスのメイクアップチームが施しており、衣装はかの有名なパトリシア・フィールドが手懸けていた。
ミランダ役を演じたメリル・ストリープは露骨なハイブランド趣味な衣装のわりに、上品で重たくない着こなしで、多くの女性に絶賛された。
ファッション業界を扱っているということで、その外見への細部のこだわりはこれまでのお洒落映画とは比較にならないほど徹底されていた。
実際のファッション業界に実在する、リアルミランダの存在も改めて認知され、そのファッションが世界に与える影響の大きさを再確認させられた。
ちなみに実在する鬼編集長の名前はアナ・ウィンターで、イギリス版ヴォーグの絶対的存在として知られている。そのアナに密着した映画「ファッションが教えてくれたこと」を拝見したが、彼女の完ぺき主義な仕事ぶりに部下たちの奮闘まで「プラダを着た悪魔」にそっくりで、自分自身ファッションの見方が大きく変化した。