テレビや動画を見ていて、ふいに流れる音楽。「そういえばこの曲、どこかで聞いたような・・・あっ!TikTokだ!」みなさんはこのような経験ありませんか?
今や、「バズり製造機」と呼ばれているTikTok。今回は、中田敦彦さんのYouTube大学でも紹介されているTikTokマーケティングについて、分かりやすくご紹介します!
最新の人気TikTokerは誰だ!?フォロワー数トップ5!
TikTokの影響力を再確認するために、日本で人気のTikTokerの紹介と推定収益をご紹介します!フォロワー数、推定収益ともに想像できないほど大きく、夢のある数字になっていますよ。
5位:michael.jackton.official
- フォロワー数:1,070万人
- 推定収益:1億3,000万円
マイケル・ジャクソンのものまねをする、日本人TikTokerです。ダンスの腕前も本物で、世界中から注目を集めています。
4位:ウエスP(Mr Uekusa/Wes-P)
- フォロワー数:1,100万人
- 推定収益;1億3,500万円
吉本興業に所属するお笑い芸人の「ウエスP」さん。体を張ったパフォーマンスで、世界中に笑いを届けています!
3位:景井ひな
- フォロワー数:1,110万人
- 推定収益:1億4,000万円
友人の勧めによりTikTokを始めた「景井ひな」さんは、その圧倒的ルックスからアカウント開設10日で10万フォローを獲得。また、その可愛さはTikTokにとどまらず、「2019年ホリプロデジタルエンターテインメントオーディション HYOGEN」でグランプリを受賞しました。
2位:バヤシBayashi
- フォロワー数:3,200万人
- 推定収益:2億円
日本屈指のグルメ系TikTokerで、テレビ出演を機に注目を浴びるようになりました。
1位:Junya/じゅんや
- フォロワー数:4,290万人
- 推定収益:2億6,000万円
Junyaさんは、日本で初めて1,000万フォロワーを達成したTikTokerです。体を張った芸やダンスで視聴者を魅了し、言語の壁を越えて笑いを届けています。
TikTokマーケティング、大きなポイントは3つ!
人気のTikTokerたちの大成功には、従来のSNSとは異なるTikTokならではのシステムにも大きな秘密が隠されています!
①長尺動画がアップ可能に
TikTokといえば、数秒から数十秒のショート動画が主流だと思っている方も多いのではないでしょうか。はっきり言います。その考えは古いです!
最近では、数分以上の動画もかなり主流になっており、2022年6月からは10分の動画のアップが解禁されました。これにより、広告の表示時間も相対的に増えるため、単位再生あたりの単価を上げることができます。
②ユーザーの平均年齢が上昇
TikTokは、「若者向けアプリ」とはもう言えません。それを裏付けるように、ユーザーの平均年齢が34歳まで上がってきています。また、長尺動画がアップ可能になったことと相まって、ビジネスパーソンをメインターゲットとする教育系やビジネス系の動画がバズるのではないかと予想されています。
③TikTok最大の特徴!一味違うおすすめ動画の仕組みとは
通常「おすすめ動画」とは、AIがその人の視聴履歴を分析し、視聴頻度の高いコンテンツを割り出し、類似したコンテンツの動画をおすすめとして表示しています。つまり、「コンテンツ分析⇒視聴者」という流れになっています。
対してTikTokでは、100人を無作為抽出することによって、コンテンツの分析からはじめます。例えば、10代・20代の人にはスワイプされずに見られたが、30代以降の人には全く見られなかったというデータを明確にするのです。この分析結果に基づき、最適な視聴者へ動画が届けられます。つまり、TikTokでは、「視聴者分析⇒最適な視聴者」という従来のアルゴリズムとは全く異なるものになっているのです。
この仕組みの最大の魅力は、フォロワー数や再生数に関係なく、自身の動画が見てもらえる可能性があるという点にあります。分かりやすく説明すると、YouTubeなどの通常の仕組みでは、従来の流れに従うため、多く再生されればされるほどその動画の分析が進むことになります。つまり、おすすめ動画として表示される際、登録者や再生回数の多さが圧倒的なアドバンテージとなるのです。しかし、TikTokの仕組みでは、「視聴者に合ったおすすめ動画」ではなく、「動画に合ったおすすめ視聴者」という仕組みなため、動画的な価値が低くても、フォロワー数や再世界数が少なくても、視聴してもらうことが可能になります。
最後に
いかがだったでしょうか。スマートフォン1台で、誰でも簡単にはじめられるTikTokでこれほど稼ぐことができるというのは、驚きですね。また、おすすめ動画のアルゴリズムについても興味を持っていただけたのではないでしょうか。もしかしたら、チャンスはいつもあなたの足元にあるのかもしれません!