新海誠監督 最新作『すずめの戸締まり』のあらすじや見どころは?

2013年公開の『君の名は。』に引き続き、2019年公開の『天気の子』でも世界的に話題になっている、新海誠監督。2022年11月11日には、約3年ぶりとなる新海誠 新作映画『すずめの戸締り』の公開が発表されました。そこで今回は、新海誠 最新作『すずめの戸締まり』について紹介していきます。

新海誠のプロフィール

  • 生年月日:1973年2月9日
  • 年齢:49歳(2022年現在)
  • 職業:映画監督、作家
  • 代表作品:『天気の子』、『君の名は。』、『言の葉の庭』

新海誠監督は、2016年にアメリカ合衆国の雑誌で「注目すべきアニメーター10のうち1人」に挙げられた、世界的に注目されているアニメーターです。また、2019年には第1回野間出版文化賞受賞しています。

『すずめの戸締まり』のあらすじ

九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽は、扉を探しているという旅の青年に出会います。彼の後を追う鈴芽が山中の廃墟で見つけたのは、まるでそこだけが崩壊から取り残されたようにポツンと佇む古びた扉。なにかに引き寄せられるように、鈴芽は扉に手を伸ばします。やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければならないというのです。迷い込んだその場所には、すべての時間が溶け合ったような空がありました。不思議な扉に導かれ、すずめの戸締まりの旅が始まります。

『すずめの戸締まり』の主な登場人物

岩戸鈴芽(いわとすずめ)

主人公。叔母と二人暮らし。広大な廃墟の中、幼い自分が草原をさまよい歩く不思議な夢をよく見ます。

宗像草太(むなかたそうた)

日本各地に現れる扉を探して旅している青年。災いをもたらす扉を閉める”閉じ師”。扉のある廃墟に向かう途中で鈴芽と出会います。

ダイジン

鈴芽の前に突如現れた人の言葉を話す、謎の白い猫。扉が開く場所に出没し、鈴芽たちをもて遊ぶように関わります。

鈴芽の椅子

鈴芽が幼い頃に使っていた脚が1本欠けている子供用の椅子。ある出来事をきっかけに、3本脚で動き出します。

『すずめの戸締まり』は見どころ満載!

ストーリー性

国境や世代の垣根を超え、世界に爆発的な人気を繰り広げられる新海誠 作品。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元である扉を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語になります。果たして扉を閉める旅を通して、鈴芽はどのような心境の変化や成長をしていくのか、また詳細が明らかになってきている他キャラクターたちとどのような展開が繰り広げられるのか、どのような活躍をするのか期待が高まります!

ヒロイン・すずめ役は新海誠監督が自ら抜擢

主人公の鈴芽の声優を務めるのは、1,700人を超えるオーディション応募者の中から、新海誠監督が自ら探し出した「原菜乃華」さん。女優業をしており、最近のドラマでは『真犯人フラグ』や『ナンバMG5』に出演されています。本作では印象的な歌声が耳に残り、想像を掻き立てられるような世界観を表現しているようです。

原さんは「何かものすごいことが動き始めたような感覚に、今は目の前がキラキラ輝いています」と意気込みを語っています。

自然の描写

なんといっても、新海誠監督の自然の描写がポイントにもなるでしょう。星や夕陽、朝の空といった様々な空の風景や、古びた扉たち。新海誠監督が描く風景は、実際に存在する場所と風景が似ていることから、どこの県が舞台になっているのかというところにも興味が湧いてきますね。

主題歌

主題歌については、まだ誰が務めるのかは発表されていません。しかし、ネットでは“今回も”RADWINPSではない!?”と騒がれています。これまで、新海誠監督の作品に携わってきたRADWINPSなので、中には作詞作曲はRADWINPSで歌うのは他の人かもしれないという予想もされているようです。今回の映画の主題歌が誰によって歌われるのかも注目です!

最後に

新海誠監督は、今回の作品について「物語もキャラクターも全く違うものの、宮崎駿監督の『魔女の宅急便』の影響を強く受けた要素がある」と語っているようです。ぜひ、劇場へ足を運んで、新海誠ワールドを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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