パソコンを使う上で知っておきたいコンピュータウイルスの知識

誰もが手軽に手に入れることができるようになったパソコン。パソコンを利用するにあたって、最も脅威となる存在はコンピューターウイルスです。コンピューターウイルスを気にせずにパソコンを利用し続けることで、知らない間に感染して、取り返しのつかないことになる危険性があります。

この記事では、日常生活でパソコンを利用するにあたって、知っておいてほしいコンピューターウイルスの知識をご紹介します。知っているだけで、コンピューターウイルスの感染リスクを減らせますので是非最後までご覧ください!

コンピューターウイルスの種類

現存するコンピューターウイルスは、1種類だけではありません。ここでは、代表的なコンピューターウイルス 種類を挙げるとともに、それぞれの特徴についてご紹介します。

ファイル感染型

COMやEXEなどのプログラム実行型ファイルに感染し、増殖するウイルスです。感染したファイルのプログラムが書き換えられることで、本来のプログラムとは異なった動作をしてしまいます。自分のファイル内で増殖するだけでなく、他人のパソコンにも感染してしまう恐れもあります。

マクロ感染型

マクロ機能を有するWordやExcelを利用して感染するウイルスです。主なウイルス感染経路は、メールに添付されたファイルからであり、クリックするだけで自動的に悪用されたマクロが実行されてしまいます。

トロイの木馬型

トロイの木馬は、ギリシャ神話のトロイア戦争が由来となっています。トロイの木馬 ウイルスは、正常なプログラムとして一見存在していますが、パソコン内に侵入することでデータ流出などを引き起こします。

ワーム型

ワーム型は、虫のようにコンピューターウイルスが自己増殖していくことで、感染拡大していきます。他のコンピューターウイルスとは異なり、感染元の制約がないため、パソコンへの感染数の上位を占めています。

ウイルス感染しないために

ここまで4つのコンピューターウイルス 種類を見てきました。では、ここから感染リスクを減らすために効果的な対策法をご紹介します。

最新のソフトウェアを保つ

プログラムに不具合があると、コンピューターウイルスの侵入確率も高まります。そのため、ソフトウェアを最新の状態に保って改善していくことが大事です。コンピューターウイルスも日々進化しており、今まで感染していない場合でも今後どうなるかは分からないため、ソフトウェアの更新を日頃から心がけましょう。

信頼性のないモノには触らない

ウイルス感染防止のためには、怪しいモノには近づかない姿勢も大切です。具体的に信頼性のないモノは、以下の通りです。

  • 身に覚えがないメールや添付ファイル
  • 非公式サイトのプログラム
  • 怪しいサイトやURL
  • 誰が使ったかどうか分からないUSBやHDD

近年は「怪しい」と分かりやすいモノだけでなく、正常になりすましたトロイの木馬 ウイルスによる感染率も高まっているため注意する必要があります。

セキュリティソフトの導入

ソフトウェアを最新の状態にしておくだけでは不安な方は、セキュリティソフトを導入するのも対策法の1つです。セキュリティソフトによっても性能が異なるため、自分のパソコンに合ったソフトを選ぶことが大事です。

まとめ

今回は、日常生活でパソコンを利用するにあたって、知っておいてほしいコンピューターウイルスの知識をご紹介しました。コンピューターウイルスは、みなさんの身近に潜んでおり、他人事ではありません。日頃からコンピューターウイルスへの意識を持っておくことで、感染しないよう心がけましょう。

おすすめの記事